子供たちの将来

ここ数年、フィンランドの教育制度に注目が集まっています。その理由は、国際的な学力テストでフィンランドの子供たちには世界トップレベルの学力があることが証明されたからです。

 

フィンランドの教育制度で目標とされている7つの点は、「情報社会」「数学と自然科学」「言語や国際的視点」「高水準で質の高い教育」「教育と実社会との協調への配慮」「教職員のトレーニング(新任、現職員)」そして「生涯学習」に力を入れることです。

 

フィンランドの義務教育期間は日本同様9年間です。小学校に上がる前に、1年間の教育もしくは子供デーケアセンターでの教育を受ける子供が多いのですが、これは義務ではありません。義務教育の後は、3年間の高等学校、もしくは職業教育を経てその後大学へ進学します。

 

フィンランドの子供達が国際テストで高得点を取得した理由としては、国民全体が平等に高い水準の教育を受けていることや教育が全体として無料であること、生徒が近くの学校に通うケースが多いことなどが分析されています。

 

また、フィンランドで生徒を評価する場合には、「一人一人が向上する」という方針に基づいて評価するため、順番をつけて他人と比較することはしません。教職員にも高いレベルが要求されており、教員の役割は「生徒に動機づけができる」「ネットワークを創り出すことができる」「コミュニケーションづくりができる」「評価できる」といった学力以外での人間性を問われる内容となっています。

 

さらに、フィンランドでは教育にコンピューターが積極的に取り入れられていることも大きな特徴のひとつです。